2009年3月28日

特別展「博物館を支えたナチュラリストたち」

Posted by fische in Activity, History, Theory
horaiji_museum

ようやく、鳳来寺山自然科学博物館の冬の特別展「博物館を支えたナチュラリストたち」にゆく。昨年11月23日からのロングランだったため、12月、1月と機会をうかがってきたが果たせず、最終日前日のきょうになってしまった。しかも、土日の混雑を避け、きのうかおとといを考えていたにもかかわらず、火曜から風邪でダウン。きのう町医者ではかった35.5度の低体温は不思議だったが、注射を打ってもらい、きょう、まだ完全にぬけきらないながら、移動できる気力と体力になったという次第。
よい展覧会だった。理論的にも、実践的にも、戦後博物館の初発の精華のひとつと言うべき同館の根拠を、重層的に実感できた。特別展のあとは屋上で展望。そして、2階と3階の常設展示(開館時のダブルアレンジメント)を観覧。先日、桜美林大学でみせてもらった鶴田総一郎先生の標本箱をおもいだす。
さらに、昆虫図鑑、植物図鑑のことも。図鑑はわたくしの、外部世界への入り口だった。開いて、それはあらわれ、閉じて、それはわたくしの内部に隠され、しまい込まれる。たとえば、ここの展示を使って図鑑をつくるプログラムを、凡庸におもいつく。仮に、1日1時間ここをおとずれて、展示品のひとつひとつを描き、記し、分類する。総じて真似る。それは、鳳来寺山の図鑑となり、わたくしの図鑑ともなる。もう、そのような時熟の作業はできないなあ、と思って1階に降りると、『鳳来寺山-その自然をめぐって-』(1985年)と『鳳来寺山の自然誌』(1993年)という本があったりする。函入り、ハードカバーの分厚い高価な本。どうしよう・・・。図鑑のインスピレーションがあったから、と理由して購入。先学の時熟の成果を座右にそなえ、わたくしの図鑑に代えることとした。おつりは友の会会費に。
館を辞して、石段の下までゆく。次回は、硯を買おう。
来るときに通った新城市街、今週初めに行った郡上八幡、美濃白鳥、飛騨古川、飛騨高山は、変容の差は顕著だが、街道沿いの似たような光景だったのだろう。
高速1000円の初日、行きの途中は渋滞15km、40分なんてのも。帰りは、県道257・420の山道を通って。


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