昭和2年(1927年)、日米間の緊張を和らげようと、米国人宣教師S. L. ギューリック博士の提唱で、アメリカの子どもたちから日本の子どもたちへ友情の親善大使として、およそ13,000体の「青い目の人形」が贈られました。そして、その返礼として、日本の子どもたちの献金により、58体の「答礼人形」がアメリカへ向けて海をわたりました。
それから75年目の今年、ロスアンゼルスの全米日系人博物館で、「青い目の人形」と「答礼人形」が再会します。
親善人形たちはなにを語り合うのでしょうか。この展示から平和や親善の尊さを再確認するとともに、新たな交流や友情が生まれることを人形たちは願っていることでしょう。
展示協賛:日本万国博覧会記念協会